睡眠の神様 すこやか《院長の独り言》|おおはらクリニック

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睡眠の神様 すこやか《院長の独り言》

睡眠の神様 すこやか《院長の独り言》

睡眠の神様

病気と健康の境目 (16) 睡眠の神様


眠れないとつらいですね。一日だけならともかく、毎日となると日常生活に支障を来たします。快適な睡眠には「入眠状態」「中途覚醒」「睡眠量」の三つの要素があります。不眠を感じるときは、このどれかが満たされていない。個人や年齢によって必要な睡眠の量や質が違い、何時間寝れば良いという基準はありません。
不眠の原因は、ストレス、夜更しの生活習慣、飲酒や嗜好品、身体的または精神的疾患、睡眠環境、などさまざま。健康食品やサプリメントが睡眠を妨げている場合もあります。横になったとたんに入眠できる修行をつんだ高僧もいるそうですが、我々凡人はまず環境から整えましょう。

人間の活動は明るいと活発に、暗くなると眠くなる様に、セロトニンやメラトニンなどの脳内ホルモンによって体内リズムが作られています。その調節は目から入る光刺激がスイッチとなります。自然の理に反して、深夜までテレビを見たりインターネットで遊んだりすると、リズムが破壊され不眠の原因となります。常夜灯など豆電球程度の明るさでも睡眠の質を低下させたり、乳児の視力発達を障害するそうです。尿意も睡眠を邪魔します。 また、多すぎる飲酒は入眠できても中途覚醒し、熟睡できません。大量の寝酒はやめましょう。

私には睡眠の神様がついている、と言った人がいます。寝室の天井の角に居て、そっちを向いてお願いして寝ると良く眠れて悪夢も見ないのだそうです。
睡眠は追っかけると逃げる。眠れない時は開き直って、トイレでスッキリして、しばらく本でも読んで、ゆったりしましょう。そのうちに自分なりの眠れるきっかけが見つかります。それがあなたの睡眠の神様です。

おおはらクリニック  大原 元太

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